micro:bitで温度・湿度・気圧・明るさなどを調べられる新しい拡張ボード

以前、GROVEモジュールをmicro:bitにつなぐ拡張ボードを使って気圧を読み取っていましたが(記事はこちら)、温度・湿度・気圧・明るさ・サウンドのセンサーを搭載した新しい拡張ボードが出ました。「enviro:bit」です。

PIMORONIのオリジナルボード「enviro:bit」

裏にはちょっとした説明が印刷されている

micro:bitをセットすると、こんな感じ。

拡張ボードにセンサーが乗っていて、GROVEモジュールを使うよりすっきり

今回、micro:bitも追加購入したのですが、ファームウェアが最新になっていて、新しいMakeCodeエディターの直接書き込み機能(記事はこちら)に対応していました。

micro:bit内の「DETAILS」ファイルを開くと、「WebUSB」がサポートされていることがわかる

ボードのほうは、もちろん、パッケージが用意されていて、ブロックでプログラミングできます。

「高度なブロック」か右上の歯車のマークをクリックして「拡張機能」を選ぶ。「envirobit」で検索すると、パッケージが見つかる

ブロックはこんな感じ。

「Sound」。音の大きさを調べられるが、拍手を感知するためのブロックも用意されている

「Colour & Light」。明るさ、赤・緑・青の量が調べられる。ボードに付いているLEDのON/OFFもできる

「Air & Weather」。温度・湿度・気圧を調べられる

「Expert」。光センサーの積分時間の設定、温度・湿度・気圧の値を100倍して調べる(小数点以下2桁まで整数として取り出す)ブロックが用意されている

そうそう。いつからあった機能かわからないのですが、MakeCodeエディターでセンサーの値をリアルタイムにチェックできます。

「LED」にある棒グラフを表示するブロックで、センサーの値を調べるプログラムを作る

micro:bitをUSBケーブルでPCにつないでいる状態で「コンソールを表示 デバイス」をクリックする

拡張ボードやセンサーを販売しているサイトでスペック表を見ても、センサーの値の範囲がわからないことが多いのですが、この機能で実際にチェックできそうです。
受信したセンサーの値は、右上の青いエクスポートボタンをクリックすると、CSVでダウンロードできます。また、数値を表示するエリアの右上にはコピーボタンがあるのですが、クリックすると値だけをテキストでダウンロードできました。

>販売サイト
・PIMORONI
enviro:bit

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