micro:bitをパソコンから切り離して単体で使うには、何か電源を用意してやる必要があります。
手近なもので済ませるとすると、モバイルバッテリーをmicro:bitのUSB端子につなぐ方法があります。ただし、micro:bitの消費電力が小さいため、インテリジェントなモバイルバッテリーだと、しばらくすると電源オフになってしまいます。
ずっと使うには、micro:bitのバッテリーコネクターに対応する電池ボックスをつなぐのが通常の方法です。
もうひとつは、電池を搭載した電源ボードを使う方法で、いくつか製品が販売されています。
その中で、圧電ブザーも搭載して音も鳴らせる「MI:power board for the micro:bit」を試してみました。
micro:bitとほぼ同サイズのボードに、ボタン電池のCRC2032を1個セットできるホルダー、圧電ブザーが乗っていて、小さな電源スイッチも付いています。
micro:bitとは、付属のネジを使って接続します。電源は、micro:bitの「GND」「3V」端子から供給します。
コネクター付きの電池ボックスと違って、外観がスマート。圧電ブザーなので音質は期待できませんが、取りあえず音を鳴らすこともできるので、micro:bitを単体で使うにはいい感じです。
ただし、micro:bitのP0/P1/P2端子に直接サーボモーターをつなぐプロジェクトでは、CRC2032では容量不足でモーターを動かすことができません。
>販売サイト
・スイッチサイエンス
micro:bit用MI:電源ボード
・PIMORONI
MI:power board for the micro:bit